映画『ベオウルフ』を観る(ネタバレ有り)

十年前の作品。

アンソニーホプキンスは駄作に出演しないだろうという、根拠のない自信で選んだ一作。

なんか…。個人的に思うのは、展開が読める作品は駄目だなって。

裏切られたい。
え、まさか!!そ、そんな展開だとは…!!
…とか思いたい!!

その点で、シャイニングは高評価を受けているのかと思う。
先読みできると安心ではあるが、映画への期待感は裏切られる為にあるからな。
人間の場合は、『アイツに期待する事自体が、間違っていた…』というのが現実だからな。

映画くらいは夢を見せてほしい。


何故か、始まりの宴会のシーンが、CG(多分)
キャラクターまでCG(多分)
シュミレーションゲームの画面を見ているようだった。

お金はかかっているのかも知れないが、納得いかない。
当時の最先端だったのかもしれないのだが、それでも納得がいかない。
そこは実写でやろうよ!!
バケモノと、その親玉アンジー以外は、わざわざCGで作った意味が分からない。
もしかして、むしろCGにして、節約したのだろうか??

王妃も、顎デカすぎ。顔四角いだろコレ。
四角すぎんだろ!!下顎がでかすぎるよ!!

どこが若く美しい王妃なんじゃい!!
アンソニーホプキンス扮する王に、ツバ吐きかけているしなぁ…(真っ当な理由があるが)。歌は上手いのだが…。

むしろ、年取ってからのほうの姿が、威厳があって髪も美しく束ねられ、素敵だった。
こういうオバサマになりたい、と思わせる。

もうね、展開が読めすぎて、アンジーが主人公を誘惑するCGシーンが美しいなあって感じで。あの辺は本当に良かったんだけどなあ。

あとね、アンジーが、主人公ベオウルフの子種を貰う代わりに、主人公の冨と栄誉や繁栄を約束するシーンで、「これが私の手にある限りは、保証するわ」って言って、アンソニーホプキンス(王)が、ドラゴン退治をして頂戴してきた、国宝のお宝の、暗闇でも光る、という、謎の変な形の盃をアンジーが預かるんだけど、そこでですよ、ベオウルフさん、「代わりに、この沼から出て行ってくれるならいいよ」と、なぜ条件を付けないのだ!!!とね。『この手に有る限りは…』って、アンジーから条件付けられた時点で、あとでなんかする気だなこの女!!って思わないか???
もうね、事が済んだ後は、お互い用済みだから、今後のお互いの為にも、出てって欲しいんだけど?と、普通考えないか??と。

映画的には、矛盾とか無かったけど、ちょっと…。ちょっとちょっと!!
先読みでき過ぎ!!114分しっかり集中力を持って観続けられたけど、思い通りの展開に、若干、期待を裏切られたかったなあという気持ちが…。ないわけじゃないっつうか、こんなに案の定な映画も珍しいよね?みたいな。私ですら先が読めるという。

モンスターを相手に、男らしく賢い交渉をする主人公も見てみたかったなと。頭も良くないと、ヒーローには、なれないよねと!!

あと、アンジーに「あなたは王になる男、その皮膚の下に、本性が見える(確か)」とか言われる、若きベオウルフ。もはや、序盤はただの妄想癖のある、嘘つきサイコパスだもんな。嵐の海を遠くから渡ってくるという勇敢さや、イミフの自信や、ベオウルフ軍団という、仲間を引き付ける魅力を持つ。

完璧にサイコパスですね、ハイ。

まあ、『ゴースト・ニューヨークの幻』みたいに、若くて顔が良いサイコ男は、本命を誘惑する際には、脱ぐのか…、と。ひとつ勉強になりました(アホか。んな訳ねえぇええええ!!!)。


これ、アクションのコーナーにあったのか、ホラーのコーナーにあったのか忘れましたが、一体目のモンスターは、ゾンビっぽくて皮膚も爛れていて、青い炎と共に出現したりするので、気持ち悪くて怖過ぎるけど、次の敵は、超かっこいいドラゴンだし、最後は主人公がやたらカッコいい、イケメンジジイ王に成り、ドキワクのアクションシーン満載だし、あれだ、こう言えば良いのかな。

子ども用。

キッズ御用達。

その割に、子供にはあまり見せたくないなと言うシーンも有ったりと、一体どこの誰を目指して作られたのか謎。

ホラーなのか(その割に後半は只のアクション)、アクションなのか(序盤はクリーチャー系のホラーだし)、ファンタジーなのか(その割りに、子供にはオススメできないんだなぁ!)、裸で闘うシーンなんか、悪いコメディなのか、カテゴリすら分けられ無い、こんなに不思議な作品は、初めて観賞しました。

ただのエンタメなのか??

アンソニー様、何を思ってこの作品に出演した!!

騙された!!あのビデオ屋にだまされたよぉおおお!!!
ホラーって言えるホラーが、観たかったよぉおおおお!!!
今日は、メンタメっていう気分じゃなかったのぉおお!!!
心胆寒からしめる映画が、心から観たかったぁあああ!!!

教育ママで、残酷で、強い子孫が残せればそれで良いという、飽くなき生存競争を、孤独に続けているアンジーは、ただひたすら美しいよ。その辺は制作側も頑張ってたと思う。

ラストシーンは、主人公の腹心が王になるんだけど、2人が海で見つめ合うってシーンで終わるのだが、彼(王)はもう歳をとり過ぎているし、アンジーを倒しに行って欲しいところです。事件の真相に、薄々勘付いている一人だしな。

剣とか役にたたないけど…。

どうやって倒すんだ、無敵じゃねえの?アンジー…。
子孫を残す意味がわからねえ。
彼女一人で、あの人間世界の覇者に簡単に成れるからなあ。

あ、あれか。きっと長いこと一人で生きてきて、暇になったんだろうな。
で、子育てもしてみたい、街も破壊して遊んだりしてみたい、どうせなら強い男の小供を産んでみて、誰の子が一番強かったか、とか、ランキングにしてみようかな〜( ´ ▽ ` )♪なんていう、スーパーサイコさんなのかもしれん。

主役はもはやアンジーだ。
アンジーの美しさを拝む映画だ。

結論。この映画はエロオヤジ向けです。

主人公が、脇役だと思えば、そっちの方が余程楽しいなww

この映画の見所は、時々、勿体ぶって現れる、残酷な悪女の深情けの、美し過ぎるアンジーです。

個人的に、アンソニーホプキンスに、長髪は似合わないと思った。

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