リカちゃんに彼氏が出来た…のか?!今月のジェニーちゃん・人形劇場(前篇)


「あの、たまきお嬢様。ちょっと、お話ししたい事が、あるのですが…」


「ん、なあに?どうしたの?何か困っている事でもあるの?」

たまたま遊びに来ていたジェニーちゃん

「私、席を外した方がよさそうね」


「いえ、そんなことは!…っていうか、どちらかと言うと、お嬢様と双璧を成す、モテモテのジェニーお嬢さまのご意見も、是非、何卒、伺いたいと思っておりまして…」

「…」


たまき
「いいよ、どんなお話しなの?」

ジェニーちゃん
「私たちで力になれるなら、なんでも聞いてね?」

モジモジ
「あのぅ…。そのぅ…。えーとぉ…」


「おしっこ我慢しているんだったら、早くお化粧室にお行きなさいな。話はそれからで良いのよ?」


「たまき!あなた仮にも、お嬢様でしょう!!何てこと言うのよ!!それに、リカちゃんは、どう言おうか考えているんだから、そんなに威圧しちゃ、可哀想だわ。一体、どうしたの、リカちゃん?」


「あの、リカ…。実は、今日、彼氏が出来たみたいなんです…」


「ぬぁ!!何ですと!!彼氏?!?!」


「まあまあ、たまき。それより、『出来たみたいなんです』ってどういう事?告白でも、されたの?それとも…されたのね?で、オッケーしたの??」


「それが…。校門で待ち伏せされて、告白されたのですけれど、私はたまきお嬢さま専属のメイドですし、勉強も有りますし、そんな、みんなみたいに、キャッキャウフフしている暇なんて無いって言ったんですけど、そしたら土下座して来て…。もう、本当に恥ずかしかったっていうか、私、憶えていないのですけれど、以前、ケガした彼に、ハンカチを渡した事が、あったようでして…」


「ほうほう。…で?」


「彼、桃乃園学院の生徒みたいで、英徳学園小等部に通う私を、やっとの事で見つけだしたそうで…。で、付き合ってほしいって校門で粘られて、お付き合いのオッケーもらうまで、毎日迎えにくるからね、って言ってて…。それで、どうしようかと…」



「わかったわ、リカちゃん。とりあえず、その男の子を、我が家に連れていらっしゃい」


「え、でも、御迷惑では…」


「リカちゃんも、他の若者同様、キャッキャウフフしていいのよ。ただね、そんなアモーレに熱烈アタックをするなんて、一体どんな、情熱的な男の子かなって。マリアッチとして、合格かなって。それだけよ。とりあえずは、この私と、ジェニー先輩に紹介してくれるかしら?」


たまき
「大丈夫よ、何もとって食おうってんじゃないから。ちょっとお話するだけよ」

ジェニーちゃん
「そうそう。ほんの少し、お話させて頂くだけよ?」


「は、ハイ!!では、電話番号を渡されたので、早速電話して、今から来れるかどうか聞いてみます!!」


たまき
「…パイセン…。リカちゃん、すっごく嬉しそうでしたね…」

ジェニーちゃん
「だよね、あのくらいの頃は、男女交際に、夢みてる年齢だしね…」

たまき
「春の陽気にあてられた、アホな小僧じゃないと良いんですが…」

ジェニーちゃん
「小五じゃ、まだ男を見る目も、ないだろうからねぇ…。リカちゃんって可愛いから、悪い虫が付いてもねぇ…。心配よね」

たまき
「では、いっちょ躾でもしておきますか」

ジェニーちゃん
「そうとなったら、私、勝負服に着替えてくるわ!!ちょっと待ってて、すぐ行って帰ってくるから」

たまき
「ラジャ!!小物は準備しておきます!!」

ジェニーちゃん
出来るだけ、ヤバイやつね!!じゃあ、頼むわ、たまき!!すぐ戻るから!!」


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