妹の、新婚家庭へ泊まりに行く

入籍して、幸せいっぱい夢いっぱいの、妹の家へ遊びにいきます。
これは良いところを姉として見せておかねばならないと言う、勝負の時がやって参りました。大丈夫、私は本気を出すと凄いのだ。と、自分に散々言い聴かせるアファメーション体験。まずこれで疲れる。HP10くらい出かける前から消える。

妹からは「気を使っていっぱい喋ろうとかしなくていいからね」と、つまり『余計な事は話すなよ…( ^∀^)』と、暗に、笑顔でどでかい大釘をさされた気がします。

妹のやらかしてきた黒歴史を、しこたま知っている身としては、非常に緊張します。
妹はあまり話さないタイプ。そして私は、もうね、主婦になって10年ですから、所帯じみた社会とも切り離されたおばちゃんなのです。あれもこれもと、いらんことまでペラペラペラリーノと、するする話します。
私の旦那さまにも「Indiは言わなくてもいい事と言っていい事が分からないから」とか言われます。つまりダメなわけです。もうダメ人間なわけです。

これを想像して、HPは、更に30くらい減る。

もうね、家を出る前から負け戦な訳です。
これに打ち勝つ方法は、孫子的に言えば、既に奇策しか残っておりません。

そして、奇策は結局なにも思いつかず、とりあえず予定通り、この大寒波のくそ寒い中、行って帰ってまいりました。



「いつまで居てもいいからね!」

という、妹とその御主人の親切なお心遣いを、「いえ、一泊二日で!!」と強行にお断りしたのですが、電車の複雑な乗換と、御主人のご家族へのご挨拶で緊張し、最近すっかり遠のいていた久々の遠出(つーか、もはや独り旅)に、稀に見る虚弱体質の私は、すっかり体調を崩した。

妹と、その御主人の心遣いで、結局、二泊三日となりました…。

妹の御主人は、自営業。
要するに、めちゃ忙しい。

新婚、そして同居一ヶ月のラブラブな妹の家庭に、初っ端からご迷惑をかける姉。自分のへたれっぷりを晒す想像をして、大体の備えはしていったのだが、想像よりも、はるかに現実は厳しかった…。

妹の義理のお母さんも、御主人の兄弟も、みなさま親切で優しく、穏和で楽しい人達で、二泊三日、据膳に上げ膳の小旅行状態です。
ここは旅館か。私はどこか幸せの別世界に、電車に乗っているうちに転送されたんじゃああるまいかと勘違い。

そんな心尽くしのおもてなしに、余計緊張する野猿(私)。

夜になって眠れないと、午前1時に妹を起して1時間話し相手になって貰う(迷惑)。
そのあと妹は寝たのだが、自分はやはり緊張で眠れず、起き出して来て、妹からは「どこでも自由に歩き回っていいし、冷蔵庫も勝手に開けて中のもの食べちゃっていいから!」というお言葉に甘えて、ゆっくりルイボスティーをいれて飲み、一服どころか10服くらいして、リビングに置かれた、よく来る来客用の布団セットで、孤独に一夜を明かす。コマ切れに4時間しか眠れず、ここで体調を崩した。

朝、体調が悪いと告げると、帰るのも長旅だから、もう一泊して行きなよと優しく言って貰う。ここでも御言葉に甘える。
電話で旦那ちゃんにもう一泊追加でお願いしますと告げる。

二泊目の夜も、来客用の布団で孤独に寝る。

一睡も出来ず。

御主人と妹は、『そんな適当な布団で寝るより、上の寝室でゆっくり寝てよ』と気遣って頂いたのだが、妹と慣れない枕で寝るよりかは、遥かにリラックスできたので、それで充分助かった。

いやあ、自分がこんなにデリケートだとは思わなんだ。
もうね、私が旅行のお土産にと、妹にあげたゴボウ茶が余ってたから、それにニンニクぶちこんで、今日一日動けるようにと願いをこめながら、4〜5杯飲む。

朝、寝ぼけた頭でかろうじて生きている状態で、カーテンをあけ、テレビの電源をいれる。頭は全く働かないが、体だけスタミナが付いて動くという、おまえはゾンビか!!的な、最悪の小康状態。

『Jamesの笑顔って、ピングーの笑顔に似てるよね』と、仕事中でマックス大忙しのJamesに、心底どうでもいいメールを朝っぱらから送り、起きてくる妹を待つ。

そして、私がここまでくれば、あとは一人で帰れるよ、という駅まで妹に送って貰い、まったりゆっくり家路に着きました。途中、ふたりで上野に寄り、ブリューゲル展を見ました。



妹の御主人もそうですが、ご家族共に素晴らしい人達。

妹が優しい御家庭に恵まれ、もうそれだけで結婚勝ち組の時代に、妹は本当に幸せだ、ありがてぇ、ありがてぇと、長旅と緊張の連続の疲れの為か、妹の旦那さまの前で、会話中に涙がでる始末。

ほんと情けない姉っぷりを晒して来ました。

家に帰って12時間ぶっ通しで睡眠し、今、その長旅のほとんどの記憶を忘れております。

あれだね、慣れないことはするもんじゃないね。
それにだね、繕ってもメッキは剥がれるね!!テヘペロ!!

敬語の使い方も、もうすっかり忘れたダメ主婦が瀕死の状態で家に帰ると、私の布団が干されて、そして枕も綺麗に洗われており、出掛ける前よりもこきれいな部屋が、私を迎えてくれました。

うちの旦那さまが、わたしのいない合間をねらって、きれいに掃除をしてくれていた。
あ、ありがてぇ。家に帰ってもありがてぇ。旦那様に手を合わす。

私ら姉妹は、本当に有難い結婚運に恵まれているなぁと痛感しております。神さまとご先祖様と、義理の家族に感謝です。

小さな頃は、世の中真っ暗でしたが、今、生まれてきてよかったと心から思います。
父ちゃん母ちゃん、ありがとう。

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